蘇州に搾りたてジュース自販機登場

記事更新日:2014-09-15

543735422ba69 最近、観前街にある数台のフレッシュジュース自販機が「大人気」となっている。購入ボタンをクリックし、10元投入すれば、45秒で、1杯のおいしいオレンジジュースが完成。
 調査によると、この自販機は国内のあるベンチャー企業が開発したもので、考案者はフランス留学経験者である。この「もののインターネット技術」を土台にした、完全自動化されたオレンジジュース販売機の端末は自社で開発したとのこと。世界で初めて開発されたこの機械は、現在では、全国の多くの中小規模都市に設置されている。蘇州には4台あり、すべて観前街に設置されている。
 調査によると、この機械はネットと繋がっているため、毎日機械の状態、オレンジの残量、一日の売上量それに機械の故障の有無等をネットで見ることが出来る。また、ジュースの温度は普通5-10℃に保たれているが、温度調節も可能である。
 機械の原理は、次の通り。まずオレンジを落下し、半分に切断する。次にボール状の物体でそれを押しつぶし、果汁を搾った後、かすを取り除き、機械で分量を決定。果汁が多いオレンジは、5個で1杯分、果汁が少ないオレンジは9-10個。45秒は1杯のジュースを作る時の標準時間である。蘇州にある4台の機械で、毎日七八十杯のジュースが作れる。
 オレンジは、本社が国内外の生産地から買い付けている。国内の産地は、湖北・江西・広西等、海外は主に南アフリカである。オレンジは洗浄してから機械に入れる。原料を入れてから搾るまでの時間は24時間以内、機械内部のオゾンが機械と飲料を常に殺菌している。
 このような自販機は国内では初めてで、およそ30%の粗利益がある。今後更に改良を重ね、3代目は、50%の粗利益が見込めるとのこと。

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