メールマガジン2017年8月号

記事更新日:2017-07-31

いよいよ夏本番。毎日暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。今月も健康に役立つ情報をお届けいたします。

CONTENTS

1.夏バテを予防するための対策
2.冷房病には血行の促進を
3.お知らせ

1.夏バテを予防するための対策を!

夏バテしないためには、しっかり栄養をとって体力をつけることが大切ですが、食事のほかにも、生活の一部を見直すことで夏バテを予防できます。


○夏バテの主な症状と疾患


○夏バテの原因

(1)体内の水分とミネラルが不足する:強い日差しを浴びる時間が長いと、汗がたくさん出て身体の水分とミネラル分を排出するため、身体に必要なミネラルが不足してしまい、脱水症状を起こしやすくなります。
(2)食欲がなくなって栄養不足になる:暑さのせいで胃の消化機能が低下すると、食欲がなくなります。さらに、栄養の吸収が悪くなるため、身体に必要な栄養素が不足して体調不良を引き起こします。また、暑いからといって冷たい飲料を飲みすぎたり、冷製の食べ物をとりすぎると、胃腸が冷えて胃の働きが低下します。
(3)屋外と室内の温度差によって自律神経が乱れる:暑い屋外と、エアコンが効いた室内の温度差が激しいと、体温を調節する自律神経が対応できずに乱れてしまい、さまざまな症状が現れます。屋内と屋外の温度差は、5℃以内が望ましいでしょう。


○夏バテを予防するには?

(1)睡眠をしっかりとって疲労回復
(2)寝室を快適にする:エアコンの設定温度は28度。扇風機の風を直接身体に当てない。
(3)適度な運動を組み合わせる:有酸素運動を行いましょう。軽いウォーキングやジョギングを朝晩の涼しい時間にするのがお勧めです。水分補給を忘れずに。
(4)食事や水分の補給:栄養バランスの良い食事を取り、十分に水分補給しましょう。
(5)十分に水分補給しましょう。
(6)吸水性や通気性の良い服装にしましょう。
(7)キッチン、お風呂、トイレはまめに換気し、湿気がこもらない様にしましょう。
(8)入浴は低めの温度で短時間:お湯の温度は40℃以下と低めに設定し、短時間であがるようにしましょう。

2. 冷房病には血行の促進を

冷房病とは、冷房の強い環境により、自律神経の機能が乱れる病気です。冷房病の症状は、倦怠感・頭痛・肩こり・風邪といった症状があります。


○冷房病の原因は自律神経へのストレスです。

①室内と室外の温度差で自律神経のバランスが崩れる。
②汗をかきにくくなって、疲労物質が体に溜まる。
③だるさや疲れやすさ、夏バテの原因となる。


○冷房病にならないためには?

(1)自律神経にストレスをかけない・・・保温
肌は自律神経のセンサーです。肌の露出が多くなる夏場は、自律神経にかかるストレスが大きくなるので、肌をできるだけ保温して守ってあげましょう。
(2)自律神経のストレスを解消する・・・運動・食事・入浴
●オフィスでは…1時間に1度、足先を動かして血流の改善を:足先は特に冷えを感じやすいので、足先の血流を良くすると自律神経にかかったストレスを和らげることができます。歩いたり、軽い屈伸をするだけでも足先の血流は改善するので、仕事の合間を見つけてまめに体を動かしましょう。
●ランチでは…冷たいものはとりすぎないようにして体を温めるものを:生姜やニンニク、唐辛子のきいたメニューは体を温める効果があるのでオススメです。
●家に帰ったら…お風呂でふくらはぎをマッサージ:ポイントはシャワーではなく湯船につかること。水圧により全身の血行が改善します。ふくらはぎをマッサージすると、さらなる効果が期待できます。

3. お知らせ

7月20日(木)以降、内科医師が暫定的に1名となります。混雑時はお待たせする可能性がございますが、あらかじめご了承ください。

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