メールマガジン2018年2月号

記事更新日:2018-1-25

皆様、春節のご予定はお決まりですか?長いお休み中、遠出される方も多いのではないでしょうか?
体調管理をしっかりして、せっかくのお休みを楽しみましょう!

CONTENTS

1.これからの季節に注意したい感染症
2.健康診断を受診しましょう
3. 診療所お休みのお知らせ

1.これからの季節に注意したい感染症

感染症の主な経路は、感染した人の咳やくしゃみの飛沫に含まれる病原体を吸い込む「飛沫感染」、乾燥して 小さな粒子となって漂っている病原体を離れた場所で吸い込む「空気感染」、タオルやドアノブ、電車のつり革、 嘔吐物などに触れた手を介して口や鼻から侵入する「接触感染」です
特に冬に流行しやすい感染症は、インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)、RSウ イルスなどです。それぞれの症状と感染経路を知っておきましょう。

★インフルエンザ

インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症 状が突然現れるA型、高熱の場合もあるが微熱や平熱のこともあり、消化器系の症状が特徴のB型があります。 主な感染経路は飛沫感染と接触感染。インフルエンザ予防の基本は、流行前にインフルエンザワクチンの接種 を受けることです。

★ウイルス性胃腸炎

ノロウイルスやロタウイルスに感染して、嘔吐や下痢が突然始まる「お腹の風邪」。ノロウイルスは1年を通し て発生していますが、特に冬に流行。主な感染経路は接触感染と飛沫感染。手指や食品などを介して口から感 染し、腸管で増殖します。ロタウイルスは乳幼児期に多く発症します。予防には手洗いが必須です。

★RSウイルス感染症

風邪のウイルスの一種、RSウイルス。ほとんどの感染は乳幼児で、気管支炎や肺炎などの症状が現れます。 主な感染経路は飛沫感染と接触感染。感染力が強く、子供同士の集団発生に気をつけましょう。大人は軽い鼻 風邪程度で済みますが、知らないうちに乳幼児にうつしてしまうこともあるので要注意です。

【感染症のかかりやすさチェック】

自分がかかりやすいかどうか、日頃の生活をチェックしてみましょう。
<帰宅後、手洗い、うがいをしない//外食やコンビニ食などが多い//睡眠不足が続いている//仕事や人間関係 などストレスが多い//暖房をつけっぱなしで換気を行わない//寒いので定期的な運動をしていない//家族や 友人とタオルやハンカチを共有することがある>


【感染症予防対策を徹底しよう】

2. 健康診断を受診しましょう

1年に一度、健康診断を受けていますか?自分は健康だから大丈夫・・・会社の規定にないから・・・と 何年も受けていない方もいらっしゃるようです。

今、日本人に多い生活習慣病。がんや高血圧、心臓病、糖尿病などが挙げられますが、これらは発症した初 期段階では自覚症状があまりないため、健康診断での発見が大切です。定期的な健康診断で、異常がないか確 認することに加え、標準値との比較や、過去の数値からの推移などを行い、自らの体のことを知っておきまし ょう。放っておくと、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気に進行することもあります。早期発見・早期治 療、あるいは病気になりやすい傾向を探るためにも、定期的な健康診断は大切です。

また、健康診断を受けても、肝心の結果については関心が薄い方が多いようです。治療や生活習慣の改善を しなければ、せっかくの健診の意味がありません。そのまま来年度の健診に持ち越してしまわず、健康診断で 異常を指摘されたら、医師の指示に従い、再検査や治療を受け、生活習慣の改善を心がけるようにしましょう。

蘇州森茂診療所でも健康診断が受けられます

※年度末の3 月は、健康診断の予約が混み合うことが予想されますので、なるべく早くご予約されることを お勧めいたします。

3. 休診日のお知らせ

2018年2月15日~2月19日
春節の為、上記期間中は診療所がお休みとなります。あらかじめご了承ください。
※内科の馬先生は22日まで不在となります。

Copyright© 2010 蘇州森茂診療所-日系クリニック All Rights Reserved.